いよいよ今週オープンします
毎年書いている良寛和尚の名言
散る桜 残る桜も 散る桜
辞世の句と言われているが、その意味は、
「今どんなに美しく綺麗に咲いている桜でもいつかは必ず散る。そのことを心得ておくこと」
だそうだ。
『花無心』
「花 無心にして 蝶を招き、 蝶 無心にして 花を訪ぬ。花 開くとき 蝶来たり、 蝶 来たるとき 花開く。
吾(われ)もまた 人を知らず。 人もまた 吾を知らず。知らずして 帝則(ていそく)に従う」
この意味は、花は蝶を招こうとして咲いているのではなく。蝶に、花を訪ねようという心があるのでもない。花が咲くと、蝶が飛んできて、蝶が飛んでくる時に花が咲いている。自分も、他の人々のことは知らないが、他の人々も自分のことを知らない。互いに知らないながら、天地の道理に従って生きている
つまり、花は意志をもって蝶を招くのではなく、蝶も意志をもって花を訪ねてはいない。花は、咲く時節がきたら咲き、蝶は飛ぶ時節がきたなら飛ぶ。ただそれだけのことで、それが自然の摂理なのだ。
蝶は花から蜜をもらい、蝶は花から花に花粉をつけてやる。自然とその関係で互いの子孫の繁栄につながっていく。それこそ自然の仕組みの見事さだと思う、と良寛和尚は悟す。
いこいの村のチューリップは、昨日の温かさと、一昨日の雨で、早生品種の白と橙の花が咲き、中生の赤もチラホラ咲いてきた。
今週19日の土曜日、いよいよいこいの村のチューリップ🌷はオープンする。チューリップ球援隊が活動してからは7年目、この公園にチューリップ畑が復活してからは5年目の春を迎える。
キッチンカーもまた大集合、テント出店のお店も賑やかさを彩る。お天気もまあまあのようだ。
蝶の姿はまだ見えないが、ケンケンとキジが鳴く。自然満喫、こどもまんなかのいこいの村公園に遊びに来ないか?そして、ちょこっとボランティアも、よろしくお願いします。