春夏の作業終わりました。

いこいの村でのチューリップ皮剥き作業ですが、今日午後からの作業で春夏の作業は一段落します。後は球根を大、中、小に選別し、小さい子球も捨てないで、育成してみます。

これまで報告したように、今年は鶴岡市農山漁村振興課さんのバックアップもあり、市内保育園からの参加も含めて、たくさんのボランティアさんの参加により、例年より2ヶ月あまり早く、春夏の作業を終えます。

これから畑では、土壌改良まではいきませんが、もう一度粗起こしして、殺菌と土の地力
を回復させ、秋の植え付けに備えます。また、来年以降の、いこいの村森林公園のゾーニング見直しの検討を鶴岡市さんと行ってみます。ボランティアさんからのアイデアなどもお寄せください。

これまでの作業の御礼も兼ねて、コロナ禍前の2019年に制作した、「小説四恩山のチューリップ」のブックレットを再刊し、参加の皆さんにお配りしようかと思います。

四六判78ページ、ペーパーバック仕様で、
本文モノクロ。表紙デザインは、拙著の「小説明治あんぱん男」と同じデザイナーの森本大介さん。

物語の設定は、昭和18年から終戦までの、庄内砂丘でのチューリップ栽培の物語です。

あとがきにも書いていますが、鶴岡市七窪にある児童養護施設思恩園の創始者五十嵐喜廣をモデルとしたフィクションですが、庄内砂丘チューリップ80年にあたり、いこいの村チューリップ畑の復活までの歴史なども書いています。

最後は大人も子どもも、チューリップポーズの写真で締めました。ありがとうございました。